中国商標登録におけるネーミングの重要性

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中国商標登録のネーミングに関する事例

コカ・コーラ社の事例

 コカ・コーラ社が中国での商品名を「蝌蝌●(※口へんに肯)蝋」から「可口可楽」に変更して成功したという事例が有名です。
 コカ・コーラという音に対して、「蝌蝌~」の漢字は発音としては当てはまりますが、中国の場合は発音以外に、漢字の意味がイメージに影響を与えることは多くあります。「蝌蝌~」はネイティブの中国人がみると、「蝌蝌」はオタマジャクシ、「●蝋」はロウソクをかじるという意味を有し、イメージはあまりよくありません。一方、「可口可楽」の場合、良いイメージを有する漢字を上手に選定して組み合わせていると考えられます。

 

思わぬ悪印象を与えてしまった日本企業の事例

 かつて東京のある企業が、中国の商標管理局に「三光」という商標出願を行ったところ、杭州の法律事務所の代表がこの商標公告を発見して、出願人が日本企業であることを知ったようです。「三光」は、中国では旧日本軍が実施した「三光作戦」を連想させるものとして、中国の人々が受ける印象は最悪のようです。中国のウェブサイトで反発の声まで上がりました。中国の国家工商行政管理総局商標局はこれを理由に、日本企業が薬品の販売に向けて申請していた「三光」という商標出願を却下しました。悪気はなくても、現地の人々に思わぬ悪印象を与える商標出願をしてしまったという典型的な事例といえます。

 

日本語の漢字と中国語の漢字で意味が異なる漢字の例

日本語では「凄い」の意味ですが、中国語では「もの寂しい、さびれた、寒い」のようなニュアンスとなります。

日本語では「酷い」ですが、中国語では「格好いい、COOL」の意味で使われており、良いイメージの漢字として好まれています。

 

【クイズで学ぶ連載コラム】
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