2010年(1~3月)の中国商標ニュースです。

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国家工商総局、五つの対策で商標権者と消費者の合法的権益を保護

10-03-17  出所:中国消費者報

 国家工商行政管理総局の統計によると、2009年以来全国工商関連部門において各種商標侵害案件を51,044件取り締まり、五つの対策で商標権者と消費者の合法権益を保護している。
 第一、商標の法律制度を強化して、消費者権益の保護に法的な保障を提供する。国家工商総局によって7年を経て、改正を繰り返して制定された『商標法』(第三回改正稿)が昨年の11月18日に国務院法制弁に提出した。そのほか、『商標法実施条例』、『商標代理条例』、『特殊標識管理条例』、『官庁標識記録弁法(草案)』などの法規規則の改正、起草制定が着手されている。
 第二、商標登録審査の効率を高める。2009年、商標登録出願を141.47万件審査して、前年比88.69%増となり、審査周期が17ヶ月に短縮された。現在、中国の商標出願件数、商標審査件数と有効な商標登録件数とも世界一位になっている。
 第三、商標専用権を切実に保護して、消費者に信頼できる買い物環境を作る。2009年、関連部門全体は商標専用権の保護を強化して、一般違法案件を7,448件、権利侵害案件を43,596件取り締まった。
 第四、農産物の登録商標及び地理的表示に対する保護を強化する。現在、登録となった農産物商標は計74.98万件で、登録及び初歩査定した地理的表示は771件である。
 第五、多くの消費者に便利で高効率な商標サービスを提供する。商標登録のコンピュータ検索、ネットサーチ、電子公告、商標代理機構の電子出願などを実現して、比較的完備されたネットサービスを提供している。

南京汽車、英国裁判で「MG」商標権の保有を確認

10-03-01 出所:南京日報

 中国・上海汽車傘下の南京汽車が、5年前に買収した英国の自動車ブランド「MG」に関する商標権を侵害されたとして、英国企業を訴えていた裁判で、英高等法院は先日、南京汽車が「MG」の商標権を保有することを認める判決を出した。
 英国「華商報」の報道によると、2006年7月、南京汽車がMGローバー社の全資産を買収した後、2007年1月29日に英国人実業家のウィリアム・ライリー氏が「MG Sports and Racing」社を設立し、2008年4月「MG XPOWER WR」と名付けたスポーツカーを発表したことに対して、南京汽車は、マークの使用権をめぐって争いを繰り返した。
 2月19日、英高等法院は南京汽車が05年に「MG」を買収した際の契約に商標権も含まれていることを認め、「MG Sports and Racing」社に対してマークの使用を停止するよう指示した。これは中国国内自動車企業が海外における知財訴訟の初めての勝利である。

日本人気焼酎、中国で無断商標登録出願、日本企業が異議へ

2010-02-21 出所:環球網

 2月20日、日本共同通信の報道によると、人気の芋焼酎として知られる鹿児島県の「森伊蔵」「伊佐美」など3銘柄が、無断で中国商標局に商標登録出願されている。製造元は「偽物が出回りかねない」と異議申し立ての手続きを進めている。
 出願人はいずれも福岡県大牟田市を所在地とする会社で、出願日は2007年11月7日となっている。
 森伊蔵酒造の森覚志社長は「08年2月に中国で商標登録を出願した時、すでに先願商標があるため却下された。中国での販売は現時点で考えていないが、消費者が偽物を買わされる事態は避けたい」と話している。
 伊佐美を製造する甲斐商店も「昨年末に無断申請を知って驚いた」として、今月中に申し立てを行う予定。
 中国では「鹿児島」「九谷焼」など、日本の地名や特産品名が無断で商標登録出願され、問題になったことがある。

中国商標の異議申立てについてはこちら


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