2011年(1~3月)の中国商標ニュースです。

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瀋陽で国内最大の「CASIO」商標権侵害事件を摘発

2011-03-07 遼寧日報

 

「CASIO」登録商標権を侵害する事件は、瀋陽で摘発された。「CASIO」ブランドの計算機を偽った模倣品が36290台押収され、侵害金額の合計が487930元である。この事件は、「CASIO」商標に係わる侵害事件として国内で規模が最大である。瀋陽市価格認定センターの認定した侵害金額が487930元である。「CASIO」が中国市場に進出して以来、国内最大の当該商標権を侵害する事件になったこの事件について、譚容疑者が関連法律により工商部門の五愛分局から公安部門に移送されている。

全国の工商部門、処理した著名商標権の侵害事件は3万件

2011-03-08 中国知識産権報

 

 特別プロジェクトが展開されて以来、2月11日現在、全国の工商部門が処理した権利侵害事件は3.8万件になった。その中、著名商標権侵害事件が3万件、外国関連の商標権侵害事件が5347件、地理的表示に係わる商標権侵害事件が597件、司法部門に移送された事件が253件で、2955箇所の拠点が壊されている。

「商標法」修正、今年に国務院の立法計画に盛り込む

2011-03-14 鳳凰網

 

 国家工商総局の傅双建副局長の話によると、「商標法」の修正は既に今年の国務院の立法計画に盛り込まれており、「商標法」(修正版)は国務院法制弁公室へ届け出ている。今後、「不正競争防止法」も修正する予定である。
 広く注目されてきたインターネットにおける権利侵害問題について、傅双建副局長は工商総局が「インターネットにおける商品の取引と関連サービスを管理する暫定方法」を公布しており、今後は別地における処理と電子証拠の確定という2問題に関する規定を発表すると述べた。

中国、5年間で処理した商標違法事件は26.5万件

2011-03-14 中国新聞網

 

 ここ5年間、中国で処理された商標関連の違法事件が計26.5万件である。2010年に処理された商標違法事件が5.6万件で、その中渉外事件が1.11万件で前年と比べ10%増えた。2011年3月4日現在、全国の各工商部門が摘発した模倣品などの拠点が3286で、処理した権利侵害事件と模倣事件が4.5万件、罰金と没収金が1.9億元になった。また、国家工商総局が「商標法」と「不正競争防止法」を修正中、「商標法」は既に今年の国務院の立法計画に盛り込まれており、「商標法」(修正版)は国務院法制弁公室へ届け出ている。
 2010年、中国の商標登録出願が107.2万件で、9年連続で世界一である。2010年末現在、出願件数が計829.5万件、登録件数が計562.8万件、有効な登録件数が計460.4万件で、いずれも世界一である。

エスカレートするネット上の権利侵害、始動するネット上の模倣品摘発活動

2011-03-16 法制日報

 

 二年前の「タウバウ網」による数十種類の贅沢品ブランドに係る模倣品販売が北京市海澱工商部門に摘発された所謂「ネット上の模倣品摘発第一弾」から、直前の「アリババ」社がそのCEO、COOの辞職でその数千社の中国仕入先の詐欺事件による「信用失墜」を挽回しようとする事件まで、インターネットにおける模倣品に対する摘発活動は日増しに深化しつつある。
 インターネット情報センターの統計によると、わが国のネット販売ユーザー数は既に同期比41.6%増の1.61億に達し、年間売上高は5231億元となった。一方、中国インターネット違法と不良情報の通報センターがこのほど発表したレポートによると、昨年一年間で公衆からいただいた通報情報は391111件あり、そのうちネット上の詐欺に係るものは23.8%を占めているという。
 昨年、登録ユーザー数が既に3.7億に達しているタウバウ網は、模倣品摘発に大金をかけて、一年間で571万点の権利侵害商品を直接削除したらしい。さらに、同社は3月14日に、LV、GUCCI、アップル、スワロフスキーなど89社の国際知名ブランドメーカーとネット上の権利保護プロジェクトを共同展開することを計画しており、専門の模倣品摘発団体を組織したと、発表した。
 わが国初のネット上模倣品摘発団体「反廬舎連盟」の責任者・黄相如氏の紹介によると、二年前に20数社のインターネット関連会社より自発的に結成されたこの団体は、今年の1月から実質的な模倣品摘発活動を展開して以来、400余りのブランドに関連する7000件余りの通報を受けたという。

 

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北京高級人民法院は、「日産嘉禾」商標を取り消すと判決

2011-01-27 中国知的財産権報

 

 北京高級人民法院は、このほど終審判決を行い、北京第一中級人民法院による一審行政判決を維持し、国家工商行政管理総局商標評価審査委員会による第11726号裁定には不適当がなく、2001年4月、北京市華夏長城高級潤滑油有限責任公司による第4類潤滑油、潤滑剤などの商品にて登録を許可された「日産嘉禾及び図面」第1556379号商標である「日産嘉禾及び図面」を取り消すとした。
 2006年4月、日産自動車株式会社は、同社の登録商標「日産」及び「NISSAN及び図面」が著名商標を理由に、「日産嘉禾及び図面」商標が商標法の関連規定を違反することを訴え、商標委に同商標の登録を取り消すことを嘆願した。2009年4月、商標委は、「日産嘉禾及び図面」の商標を取り消す裁定を下ろした。同裁定を不服するため、華夏長城は、北京第一中級人民法院に行政訴訟を提起した。同年12月、北京一中院は、判決を下ろし、商標委の裁定を維持した。華夏長城は不服して、北京高級人民法院に上訴した。
 北京高院は審理後、「日産嘉禾及び図面」商標における「日産」は日産会社の著名になった商標であり、その構図と構造は、「NISSAN及び図面」の構図と構造に基本的に一致していると認めた。上訴を却下し、原裁判の判決結果を維持すると打ち出した。

1556379号商標

99443号商標

739763号商標

 

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企業商号が他人の登録商標と同一の場合の対処法

2011-01-10 「人民法院報」  

 

 西安中級法院は2010年7月23日、湖南海闊天空生態茶業有限公司法定代表者の張華南氏が自社の保有している第1794655号「海闊天空」という文字及び図面登録商標専用権を侵害したとして、陜西海闊天空商務会館有限公司を提訴する案件について、判決を下した。
 法院の判決によると、張華南氏が法により所有している「海闊天空」という文字及び図面の登録商標専用権は法律に保護されるべく、被告が門前に掲げる「海闊天空」という文字は原告の登録商標と完全に同一である上、ほかの文字よりはるかに鮮明に強調されていることから、「突出使用」に該当し、関連公衆を誤認させかねないため、商標権侵害を構成している。ただし、被告が営業場所内で規範に沿って企業名称を使用することは、法により企業名称権の行使に当たるため、権利侵害とは認められないという。
 前記案件でわかるように、法により登録・設立した企業の商号は権利者が同一役務に先行登録した商標と同一であるとともに、該商号を際立って使用し、関連公衆を誤認させかねない場合には、商標権侵害を構成する。一方、関連公衆を混同又は誤認させるのに十分でない場合には、適法使用と認められる。


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