2013年(4~6月)の中国商標ニュースです。

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欧州連合 商標法の改正で商標保護を強化する

2013-04-02  出所:商務部ウェブサイト

 

 欧州委員会は、欧州連合の商標体系をより安く、早く、信頼できるものにするべく、商標法改正案を提出した。商標保護は、欧州連合における知的財産権保護の成功例である。1989年に加盟国の商標法立法を統一し、1994年に欧州連合商標を創設して、その後に現れた意匠保護及び統一特許制度の進行を容易にした。今回の改正は全面的なものではなく、主として加盟国商標登録の調整、時代遅れの条項の廃止、欧州連合を経由する模倣品輸送の摘発、加盟国商標機構と欧州連合商標機構(OHIM)の協力の強化などにかかわる。

「知的所有権侵害行為取締網」正式運用開始

2013-4-26 出所:中国知識産権情報網

 

 4月26日、国家知識産権局開放日イベントの中で、国家知識産権局長の田力普氏と2名の業界代表は、共に「知的所有権侵害行為取締網」の運用開始を発表した。このサイトの正式な運用開始に従い、多くの知的所有権侵害行為と劣悪模倣商品の不法製販行為は公然と暴露された。
 このサイトは主に次の3部分を含む。
 1つは情報サービス。「暴露掲示板」、「専門的支援」、「劣悪模倣商品弁別」、「ケーススタディ」、「ブランド品弁別」などの欄とテーマがある。サイト正式運用開始の際、既に約万本の情報を蓄積した。
 2つは検索サービス。「知的所有権検索」と「劣悪模倣商品弁別検索」の2つの機能を提供する。その中、「知的所有権検索」は公衆のために特許、商標、著作権、ランドマーク、植物新品種、非物質文化遺産、集積回路設計などの7種類の知的所有権の検索サービスを提供する。「劣悪模倣商品弁別検索」という機能を利用し、このサイトから検索キーワードの関連内容を便利に探し出すことができる。
 3つは機能サービス。「告発センター」、「クレームガイド」、「劣悪模倣商品弁別Q&A」、「専門家支援センター」などの欄と窓口がある。その中、「専門家支援センター」は既に各分野の専門家を約50人連絡した。
 このサイトを利用し、各種類の知的所有権の出願、登録、登記、行政記録などの情報を調べることにより、ある知的所有権の真実さを弁別することができる。また、情報検索、専門家への問合せ、ネット友達間のQ&A、及びブランド情報との対比などにより、ある商品又はサービスの真実さを弁別することができる。消費者は権利侵害行為を発見した時、このサイトを通じて告発情報を発表するか関係部門にクレームを出すことができる。うっかりして劣悪模倣商品を買った場合、「専門的支援」の中の知識講座、法律法規、検査鑑定と代理機構などの情報を利用し、自ら又は代理機構を通じて自分の権益を守ることができる。

世界とシンクロナスする中国語商標情報交換データベース運用開始

2013-6-17 出所:中国知的財産情報網

 

 商標のネット上の権益保護をより一層に図り、実体の商標及びドメイン名の2重保護体系を整備し、世界の商標ドメイン名の保護の仕組みを確立するため、中央編弁政務及び公益機関ドメイン名登録管理センターから、海外の商標情報交換データベース(TMCH)を基に開発された、世界とシンクロナスする中国語商標情報交換データベースが、6月10日に正式に運用開始し、ユーザーに、ドメイン名優先登録サービス及びネット上ブランド保護サービスが提供できることになった。
世界インターネット上名称及び数字のアドレスの割当組織(ICANN)では2008年、商標権利人のインターネット上の後ろ盾となるように、世界で商標情報交換機関(TMCH)を設立することを提言した。TMCHでは、平行している商標法体系とドメイン名体系が初めてリンクされ、中央データベースにおいて、提示された商標情報が検証、確認され、さらに、商標権優先登録及び商標通知サービスに必要な情報が提供され、データベースに入った商標について、最初の30日のドメイン名優先登録及び後の90日間の近似ドメイン名登録の注意喚起を行うことで、データベースに入った商標専用のグリーン通路として、商標ドメイン名が抜け駆け出願される潜在的危険を防ぐようになっている。中央編弁政務及び公益機関ドメイン名登録管理センターで結成した開発チームは、TMCHの中国語商標に対する検証・保護ができないという難題を打開し、ICANNから独占的ライセンスを受けることで、世界で唯一の中国語商標データ検証とサービスを提供するサービスプロバイダーとなっている。

2013中国国際・商標ブランド祭り 大連で開幕

2013-6-14 出所:中国知的財産情報網

 

 中国国際・商標ブランド祭りが大連で開幕した。今回の商標祭りのメインフォーラムである『商標法』実施30周年記念・商標戦略実施推進ハイレベルシンポジウムにおいて、国家工商総局・劉俊臣副局長が基調演説を行った。開幕式やパーティーのほか、2013中国商標年次会議、最も消費者に好まれるブランド及び地理的表示に関する調査、2011~2012年度公衆推選の最も影響力のある10商標ニュース、上質な馳名商標商品・地理的表示製品の展示販売などのテーマ別なイベントが行われた。

「商標登録審査時間は相変わらず長すぎる」

2013-6-28 出所:「検察日報」

 

 6月27日午前、十二次全国人民代表大会常務委員会第三回会議で、グループに分けて商標法改正案草案を審議し、商標登録までの審査時間を短縮すべきこと、商標権侵害の賠償金額が低すぎることで、意見が一致した。
 今回の審議に提出した商標法改正案草案では、商標局での初歩的審査時間を9ヶ月、公告異議申し立て時間を3ヶ月とするなど、審査時間に関する規定を追加されている。
 複数の審議参加した委員及び列席者は、「9ヶ月の商標登録初歩審査時間が長すぎて、もっと短縮すべきだ」という見解を示した。一部の委員は6ヶ月を基本的な審査時間としたらどうかと提案した。全国人民代表大会の王士嶺代表は、審査時間が長すぎることで、一部の優良商品が商標登録をしておらず、企業の今後の発展に影響していると指摘するとともに、商標登録の出願要件を緩和し、「MADE IN CHINA」にプラットフォームを提供するよう提案した。
出席した一部の委員は、時間を短縮し、手順を簡素化しなければならないと指摘した。今回の商標法改正では、商標登録の複雑な手順を減らし、一部の手順を合併、簡素化することを目的としている。
 商標権侵害行為に対する摘発手段を強化するために、初めて審議に提出された商標法改正案草案では商標権侵害賠償金額の上限を50万元から100万元に引き上げたが、今回ではさらに200万元に引き上げた。それでも基準が低いと、審議者は指摘している。商標法の改正業務は引き続き展開されている。


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