マドプロ出願の中国商標関連サービス
拒絶対応サービス
マドプロ出願について中国商標局から拒絶された際の対応でお困りの方は、ご相談ください。
中国商標専門のプロが丁寧に対応・支援します。
※中間処理(再審査請求など)の費用目安についてはこちらのページをご参照ください。
中国の商標登録証の取得代行サービス
近年、コスト面や手続きの簡便さ等の理由から、いわゆるマドプロ出願(国際商標出願)を利用して、中国を指定するというパターンも増えています。
マドプロ出願で中国を指定した場合は、18 ヶ月の審査期間内に中国商標局によって拒絶されることがなければ、当該商標は自動的に中国で登録されることになります。
しかし、自動的に中国で登録されることになったその商標について、中国商標局が登録査定通知書又は登録証のようなものを発行することはありません。
中国において模倣業者等による商標権侵害行為を発見し、訴訟などを前提とした具体的な対応措置をとりたい場合、商標権者は商標局から登録証明書(商標登録証)を取得することが必要になりますが、この登録証明書が発行されるまで数ヶ月も要することがあるのです。
このタイムラグにより、権利行使のチャンスを逃してしまうリスクがあるのです。
中国の模倣品業者等の逃げ足の速さは周知の通りであり、権利者側には迅速な対応が求められます。そのため、マドプロ出願の商標が自動的に登録された場合は、中国での登録証明書の取得申請を速やかに行うことをお勧めいたします。
弊社は中国商標登録証の取得代行サービスもリーズナブルな費用で対応しておりますので、お気軽にお申し付けください。
中国商標登録証の取得費用
- 官庁費:50元/件
- 現地代理費:500元/件
- 手数料:5,000円/件
<必要な場合のみ>
・登記簿謄本(履歴事項証明書)の翻訳代:10,000円/式
※既に登記簿謄本(最新)の中国語訳文書をお持ちの場合は、その訳文を使用できます。
その他の国・地域について
中国(大陸)以外におけるマドプロ出願の周辺手続きも可能です。詳細はお問い合わせください。
【参考】国際商標出願を経た中国商標の登録証入手について(入手不可ケース)
中国国家知的財産権局の公式データベースに収録された情報に商標の「情報ステータス」という項目があり、それぞれ「〇〇年〇月〇日審査完了」と記載されており、その情報ページには「専用権期間:〇〇年〇月〇日から〇〇年〇月〇日まで」と記載されています。
審査中の商標については、通常は「専用権期間」の欄が空欄ですが、情報が入力されているケースもあります。
しかし「マドリッド協議書」の規定により、マドプロ商標に関する拒絶理由の通報期間は国際局が当該出願を中国知的財産権局に通知した日(すなわち、Date of notification)からの18ヵ月であり、この期間内であれば、知的財産権局が随時拒絶通知を出すことができるとされています。
すなわち、通報期間満了まで商標登録はされません。このような状況で、登録証明書の申請が却下されることがあります。